賃貸マンション一室のリフォーム工事。
都心エリアで公園に臨む好立地の場所。
築年数が経っていたので、退去と同時にリフォームの依頼を承りました。
今回挑戦してみたことは、「コンロを設置しない」。
料理をしない。
収納はたくさんほしい。
趣味を楽しめるオシャレな暮らしをコンセプトにしてみました。
After↓
Before↓
キッチンの手元にIH用の電源を設置しているので、卓上IHコンロを置けば、調理台に。
火を使わない場合は、作業台に。
キッチン背面は、家事や趣味スペース。
有孔ボードに趣味のものを吊るしたり、デスクでアイロンをしたり、何にでも活用できます。
いらない壁もとって、こんなに広くて新しい空間に生まれ変わりました。
After↓
Before↓
ここでポイントです。
今回は、あくまで「リフォーム」であり、「リノベーション」ではありません。
見た目がこんなにガラッと変わっても、リノベーションじゃないの?と思いますよね。
そうなんです。
リノベーションとは、躯体(構造にかかる鉄筋コンクリートの部分)より内側を全て更新し、付加価値をつけることをいいます。
内側全てというと、目に見えない水道の給排水や電気配線も含まれます。
今回は、給排水はメーターから全て更新していますが、それ以外は使えると判断した上で、使っています。
床も既存の床に上貼り、既存の天井や壁も一部残しています。
そうすることで、解体処分費が大幅に削減できるのです。
リフォームとリノベーションでは、予算が大幅に変わります。
もちろん、既存の間取りや設備の状況から考えて、リフォームにするか、全壊しのリノベーションがいいかの判断が必要となりますので、お部屋を一新したい方は、お願いする業者に相談してみてください。
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