少し前に工事をした築50年越しのマンション一室のリノベーション。
築年数が古ければ古いほど、天井は低く、壁や天井に大きな梁がたくさんです。
それをどう仕上げるかが腕の見せ所。
そこで施工会社によって大きく差が出ると思います。
もちろん、特に何も考えない会社は、梁の形なりにそのまま壁を作り、
クロスを貼り、そのままの形で出来上がり。
古いマンションって、圧迫感があり窮屈に感じませんか、、?
でも、どうしたら梁が邪魔に感じないか、全体が綺麗に見えるかをしっかり考えて仕上げる会社もあるんです。(もちろん弊社はこちらです笑)
まずはこちらをご覧ください。
After↓

Before↓


天井が低かったので、メインとなる壁についてる大きな梁に、間接照明を仕込みました。
天井と壁との境界がぼやけて、見えづらくなってませんか?
そうすることで、正面の壁が少し伸びてる感覚になると思います。
もちろん、邪魔な梁も、なかったことに。
そして、こちらも。
After↓

実は、窓側の躯体壁の出っ張りは、窓の左右と真ん中で違ってたんです。
さらにエアコン用の配管ルートも考えないといけないので、
一番出っ張るところに全てを揃えました。
そして天井の大きな梁の出が気にならないように、壁に同じ出幅で飾り棚を設置。
なるべく部屋を狭くせず、スッキリと低予算でできる方法で。
(本当は飾り棚はガラスにして梁にダウンライトを仕込みたかったのですが予算も考慮)
こんな感じで、梁が邪魔してどうしても制限のあるマンションのリノベーションは、工夫が必要なんです。
マジックのように、目の錯覚を利用して、快適空間を作り上げましょう。
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